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桃 |
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桃は寿命が短く(15年〜20年)て品種の更新が早いので、新品種に切り替わるのが比較的早めです ももを食べると、発汗が押さえられ、寝汗が引くという効果があります。 |
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桃の品種 | |||||||||||||||||||||||||||||
【倉方(くらかた)】早生の品種 【白鳳(はくほう)】白桃に早生種を掛け合わせて、出来た品種 【あかつき】白桃を母に白鳳を父に持ち、「信夫山暁まいり」から命名された品種 【暁星(ぎょうせい)】福島県の佐藤孝雄氏が「あかつき」の枝変りとして発見した早生種 【白桃】明治時代に中国から伝播して改良され独自の発達をした白い桃です(本・清水など) 【川中島】長野県で、見つけられた大玉もも。果肉はやや硬め 【大久保】大久保氏が発見した白桃の品種。今は種離れが良いので加工品向きです |
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桃物語 |
桃は中国からやってきた |
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もともと、上海水蜜桃から、改良されて今に至ります。 初めはその果皮に毛が多かったことから、 もも=毛毛だったんだよ。最初は。なんか、おかしいね。 中国から始まった桃は、西で黄色い黄桃になり、東で白い白桃になりました。 山梨や福島に比べたら、 収穫時期が、お盆に間に合ってないし、 たくさんの作物の隙間に出てくるので、意外と注目されてないんだよね。 でも、かわいいし美味しいし。 桃はお肌にとても良いのです。 ただ、切っておくと茶色くなっちゃうから、すぐ食べないとね。 |
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桃物語 | 桃物語・・・・1・・・・大久保 | ||||||||||||||||||||||||||||
桃の品種は、数がとても多くて、地名・人名を冠した何々白桃から、 名も無き実生(種から育つこと)まで、数えきれません。 岡山県には、二人の桃太郎がいるのです。 一人は、言うまでもなく「桃から生まれた桃太郎」伝説の桃太郎くん。 もう一人は、明治時代に白桃を世に生み出した桃太郎くん 「大久保重五郎」氏です。 大久保氏の桃園から生まれてきた白桃は、今までの桃の世界に革命をもたらした。 この白桃が、種ももとなって今の、美味しいももがあるのです。 自分の名前を入れる。この行為は、かなり自信がなければ、出来ないことです。 自分の桃園から偶然に発見された優良品種「大久保白桃」。 見かけは、同じなのに早く熟してしかも、豊産、糖度も高く、果汁も多い。 それと、ポイントとしては、種、核離れが良い。 大久保氏の喜びは、命名に現れていますね。 |
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_桃物語・・・・2・・・・不老不死伝説 | |||||||||||||||||||||||||||||
古くから中国では桃は単なる果物ではなく桃源郷の不老不死の「仙果」として考えられていました。 「西遊記」の中で、仕事もしないでぶらぶらしていた孫悟空は天界の楽園・蟠桃園の管理をまかされました。 その桃園には、3,600本もの桃の木があり、手前の1,200本は3000年に一度実をつけ、それを食べると仙人になれ、真ん中の1,200本は6000年に一度実をつけ、それを食べると不老不死になると言う。 一番奥の1,200本は9000年に一度実をつけ、それを食べると天地があらん限り生きながらえるとされていました。 この桃を、西王母(中国で古くから信仰されている仙女)の誕生日を祝う会である蟠桃会で食べることが慣わしでしたが、孫悟空が盗み食いをしてしまい、蟠桃会をめちゃめちゃにしてしまったとか。 この誕生会は3月3日と言われていて、日本では桃の節句としてお祝い(?)しています。 |
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桃物語・・・・3・・・・桃太郎は本当に鬼退治したの? | |||||||||||||||||||||||||||||
昔話で有名な「桃太郎」のお話ですが、物語に出てくる「鬼」は、 実は実際の鬼では無く「厄」のことだったようです。 古来桃には霊的な力があると考えられていて、そこから邪気を払う為に「桃」を使った という話が生まれ伝えられて、それが童話として現在に伝承されて来たようです。 予断ですが、桃太郎に登場する鬼は虎のパンツを履いています。 方位や時間を表す暦法に十二支がありますが、不吉な方角「鬼門=北東」から 鬼門がちょうど丑寅の方角なので虎のパンツを履いているのだそうです。 |
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