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さくらんぼはデリバリーが解決して、やっと食べられる果実になりました。
鮮度の維持がずっと課題の可愛い果実です。
最近の流行は大玉系のもの。種の大きさはほぼ同じだから
可食部分が多いもんね。
さくらんぼ達
佐藤錦 | |||||||||||||||||||||||
1912年に「ナポレオン」と「黄玉」が交雑して生まれたと考えられる日本生まれの品種です。 形は短心臓形で大きさは中くらい、果皮の色は黄色地に鮮やかな紅色で「赤いルビー」と呼ばれています。 果肉は乳白色で、果肉、果汁ともに多くて甘みと酸味の調和がすばらしく、品質は国内最高級です。1990年頃から「ナポレオン」をしのいで生産量も1位となり、今では名実ともに日本のさくらんぼの代表品種となっています。名前は育成者の佐藤栄助氏にちなんだものです。 |
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南陽(なんよう) | |||||||||||||||||||||||
1957年、山形県農業試験場で、ナポレオンが自然交雑したものから選抜して育成した品種です。 形は短心臓形の大粒、果皮は淡紅色、果肉は黄白色でややかためです。 酸味が少なく、とてもあっさりとした食味は極めて良好で、「さくらんぼの王様」と呼ばれることもあるほど高級な品種です。 種が小さく、食べ応えは他に類を見ません。 |
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水門(すいもん) | |||||||||||||||||||||||
小樽市奥沢の藤野さんが、水門のそばのさくらんぼの一枝が、真っ赤い色づいてるのを発見。 佐藤錦より赤い色。若干酸味が強く、果肉は柔らかめです。 雨に強く烈果しにくいです。ナポレオンと似ているが着色が強い。 豊産である。甘味酸味とも強く、独自の品種でした。 その後、「水門」と正式に名づけられ、北海道の代表的品種に成りました。 |
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紅秀峰(べにしゅうほう) | |||||||||||||||||||||||
山形県園芸試験場で「佐藤錦」と「天香錦」を交配して育成された品種で、1991年に登録されました。 形は横に張った短心臓形で比較的大粒です。果皮は黄色地に赤い斑を帯びています。 果肉は黄白色で固く、甘味が多くて酸味は少なめです。 晩成種とされていますが、佐藤錦との差は10日ほどです。 日持ちが良いという印象で、果肉は硬めです。 |
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サミット | |||||||||||||||||||||||
大玉でハート型。深紅色。甘酸調和。 佐藤錦より大粒で完熟すると果肉が透明を帯びてきます。 アメリカンチェリーっぽいですが味もいいです。 「南陽」とほぼ同時期の収穫。 雨にはかなり弱く、実の先の方が烈果しやすいです。 |
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月山錦(がっさんにしき) | |||||||||||||||||||||||
赤色系の品種がほとんどの中、黄色いさくらんぼとして貴重な品種です。 非常に大粒の心臓形で、果皮は明るい黄色です。 甘味が非常に高く、酸味は少なくて食味が良好です。 栽培が難しく、一本の木からの収量も少ないために貴重な高級品種となっています。 表面に傷がつきやすく、正品として出回る数は少ないです。 |
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大将錦(たいしょうにしき) | |||||||||||||||||||||||
「ナポレオン」「佐藤錦」等の混植園で偶然発見された品種で、1990年に登録されました。短心臓形で大粒です。果皮は黄色地に赤い斑を帯びています。 果肉は乳白色で極めて固く、甘味が多くて酸味は少なめです。 |
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ゴールドキング | |||||||||||||||||||||||
北海道の仁木町で発見された品種です。 晩成種で、果肉がとても硬く、甘味の強い品種です。 色は黄色が強く、斑点模様が特徴的です。 |
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ナポレオン | |||||||||||||||||||||||
別名)ナポレオン・ビガロ(Napoleon Bigarreau)、ロイヤル・アン(Royal
Ann) 日本には1872年にアメリカから導入されました。 起源は不明ですが栽培歴は長く、18世紀始めからヨーロッパ諸国で栽培されているという古い品種です。 晩生種。長めの心臓形の大粒で、果皮は黄色に赤い斑を帯びています。 果肉はややかたく淡い黄色、酸味はやや強いですが、完熟したものは甘くて濃厚な味です。 生食にも加工にも向きます。品種名は、ナポレオンの没後の1821年にベルギー王がナポレオンにちなんで命名したそうです。明治時代の日本では「那翁」と呼ばれていました。 最近は受粉樹として栽培が多いようです。 |
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ジャンボ錦 | |||||||||||||||||||||||
水門(北交)とエルトンとの混植園で偶然実生。水門に近い味。 | |||||||||||||||||||||||
紅さやか | |||||||||||||||||||||||
1979年に「佐藤錦」と「セネカ」の交雑によって育成した品種で、1991年に品種登録された新しい品種です。 形は短心臓形の小粒で、果皮は朱紅色を帯び、果肉は赤い色をしています。糖度は高いのですが、酸味もあり、果汁も多くて食味はなかなか良好です。 早生品種の有望株ですが、実が赤いのでアメリカンチェリーに似てるかも・ |
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さくらんぼの効能 | |||||||||||||||||||||||
●主成分はブドウ糖などの糖質ですが、カリウム、鉄、リンなどのミネラル成分や、カロチン、ビタミンB1、B2、Cなども少しずつ含まれています。また、酸味は、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、コハク酸などの有機酸です。アメリカンチェリーの赤い色はポリフェノールの一種アントシアニンなどの色素です。 ●国産ものとアメリカンチェリーを比べると、一般的にビタミン類は国産もの、カロリーやミネラルはアメリカ産のものがうわまっています。 ●疲労回復に ミネラルやビタミン成分の量は多くありませんが、バランスよく含んでいるので、疲労回復や食欲増進、血行促進、美肌、疲れ目などに効果があります。 ●虫歯の予防 最近のアメリカの研究で、アメリカンチェリーのジュースには、歯垢の形成を阻害して虫歯を予防する成分が含まれている、と報告されています。 ●高血圧予防、利尿効果 果実としてはカリウムを比較的多く含みます。カリウムには体内のナトリウムを対外に排出するはたらきがあり、高血圧の予防になるほか、利尿作用も期待できます。 ●虚弱体質に さくらんぼ酒を作り、毎日寝る前にさかずき1杯飲むと効果があります。 ●腎臓病に さくらんぼの柄には、実よりも利尿作用を促進する成分が多く含まれており、煎じて飲むと腎臓病に効果があることが知られています。また、この煎じ汁は、回虫駆除にも効果があります。 ●痛風に アメリカの民間両方では、さくらんぼが痛風に効果があるといわれています。 |
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