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            けんたろう
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けんたろうの発送
2001年に出荷された大野町の道立南農試の開発のイチゴ。
けんたろうと名づけられた。
けんたろうは、「きたえくぼ」×「とよのか」の交配。
果実は大きく、果肉は堅め、病気にも強いと、力強い。
イチゴでは、珍しい男の子をイメージした名前がつけられた。
関係者は「厳しい北海道農業を元気づけてほしい」との願いを込めたと語る。
大きな実の「アイベリー」人気の高い「とよのか」「とちおとめ」濃い赤色の「女峰」。
どの名前もやさしく、かわいらしいものばかり。
北のいちごの主流も「宝交」「きたえくぼ」など、かわいい系が多い中、かなり頑張ってます。
            宝交(ほうこう)早生
甘いイチゴの代名詞の「砂糖イチゴ」を母にして、1962(昭和37)年に兵庫県の宝塚にある農業試験場で生まれた。
宝塚で交配したイチゴなので「宝交(ほうこう)」と名づけられました。
宝交はそのままが一番美味しい甘い系のイチゴです。

北海道では、今でも広く栽培されています。
            北えくぼ
平成7年登録品種。
(「盛岡19号」×「Aiko」)と麗紅の交配で、固い品種と麗紅の外観と日持ちの良さを受け継いだ品種。
果形は円錐形で光沢が良く、宝交早生に比べ糖度および酸度とも高い。
            恋つむぎ
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美唄市の西尾農産が開発。
明治時代に皇室の御用達になった「御料イチゴ」の特徴を受け継いだ品種で甘味が強いのが特徴。
果皮はピンクで果肉は黄白色、糖度は12.5度以上だそうです。
まるで「恋をしたような甘さ」から命名されたとか。
ただ、果皮が柔らかく、傷つきやすいため長距離のデリバリーは無理で美唄市だけで販売されているようです。
四季なりイチゴ(夏秋イチゴ・カシューイチゴ)
夏から秋にかけてのイチゴの品種です。

お菓子用には
「きみのひとみ」や「ほほえみ家族」「白鳥」「ペチカ」「夏実」
などの四季成りイチゴが主流

生食のイチゴの研究はこれからです
暑さに弱いイチゴにとって湿度が低く冷涼な北海道の気候が
夏の美味しいイチゴを作り出します
            日本のいちご栽培の始まり














イチゴは、どちらかといえば可愛い果物です。
正確には、野菜に分類されるのですが、どうみても立派に果実ですね。
表面のつぶつぶが、本来の果実でたくさん集まってひと粒をつくっています。


イチゴはバラ科のオランダイチゴ属。なんといってもビタミンCがいっぱい。
亜鉛、銅などの微量物質を含みます。
英国風なら、ホイップクリームで、ミルクやヨーグルトも美味しいよね。イチゴミルク牛乳なんてのもいいね。
ケーキは、やっぱり「イチゴショート」が定番?

観賞用だった江戸時代を除くと、歴史は100年と少し。
イチゴの栽培が始まったのは今から100年以上前のことです。
新宿御苑に勤務していた福羽逸人博士が、フランスから取り寄せた 「ゼネラル・シャンジー」から、実生(種から栽培すること)選抜して早生種の「福羽」を育成したことから始まりました。
これは日本で育成された最初の品種となり、世界的にも認められました。
当時は門外不出で皇室用のみの栽培とされ「御苑イチゴ」と呼ばれていました。
おそらく庶民が口にすることは無かったでしょう。

イチゴが大衆の手に入るようになったのは、1960(昭和35)年ころから、「ダナ−」(関東)・「宝交早生」(関西)「はるのか」(九州)が栽培され始めてからです。
新種のイチゴのほとんどが、この「福羽イチゴ」を血統としていることが多いようにも思います。

最近は、乾燥イチゴで作ったお菓子やフローズンフルーツにも入ってる。
あの赤色は、いつまでも愛されるにちがいない。
            いちごの栄枯盛衰
暮から春まで長く登場するようになったイチゴの世界にも栄枯盛衰はあります。
1950(昭和25)年にアメリカからダナーイチゴが導入されてから、それまで君臨していた「福羽イチゴ」は、1960年代以降「ダナーイチゴ」に王座を奪われてしまいました。
しかし、そのダナーの天下も「宝交」の登場によって、イチゴ戦争とも言われる時代を経てすっかり大衆化したのも事実です。
今は、どちらもまた新しい品種に王座を明け渡し、栄枯盛衰はまた違う品種で続いています。
西から宝交が、東からダナーがせめぎあい、関が原の戦いになる前に、台頭してきた「女峰」「とよのか」に地位を明け渡しました。
            北海道のいちご狩
































どのタイミングで出かければ、ラッキーにめぐり逢えるかな?

野菜・果実のキャッチコピーは、たくさんありますよね。
「昼夜の寒暖の差があるから美味しい」「南向きの斜面で栽培された」「外成りの果実」「○○農法で作った」「空気と水に恵まれた」などなど。

昼と夜の気温差があると、何故美味しくなるのかと言うと、昼の光合成で体に貯めたでんぷんは、夜気温が低いと呼吸に使う分が少なくなります。
でんぷんは、糖に変わり残りの糖度は多い計算になるからなのです。
南向きだと、日照が長くなり光合成の時間も多いことになります。
外成りも内側の実より、日光に当たっています。
もちろん、空気が良くて「オゾン」が多いとマイナスイオンが増えて、果実のストレスが少ない。
良い水は、木にとって楽に成長でき、養分を幹に枝に行き渡らせられることに成ります。

それを踏まえて、いつイチゴが美味しいのかと言えば、
1)1〜2日前が天気であった。
2)いちご畑の向き
3)空気の良い自然に囲まれてる。
4)涌き水なんかそばにあったらすごいよね。
という条件の観光農園がよいと思われます。が、簡単ではありません。


大きな道路から遠い農園は、PRしなければ人はやって来ません。
テレビなどでPRすると、今度は場所も果実の量も足りなくなります。
おみやげ用に売店で売っているのは、ほとんど市場で仕入れたもので対応するようになります。
こっちの大手の観光農園はみんなそうだよ。作るのも売るのも同じなら限界ってものがあるっしょ。(ちくり入ってる?)
お客様が多くて、前日に天気が悪ければ「赤いいちごが成っていないなんて」最悪ないちご狩り!だよ。週の半ばは、人が少なくておすすめ。

私は、食べ用にはB品をおすすめ。形はぼこぼこだけど味は同じだもん。
少し「うどんこ病」が付いていてもジャムなら大丈夫だし。
うどんこ病って、表面が溶けたみたいになっているし、ツヤが無いのよ。
お腹が丈夫な人は、そのままでも食べれるよ。

天気の良い1日、マイナスイオンいっぱいの果物狩りに、ぜひお越しください。
ストレスの解消に、自然とのふれあいに、美味しい「いちご達」が待ってます。
あなたが、ラッキーな休日を過ごせるよう、心からお祈りしています。
北海道イチゴのこれから   旬なイチゴについて考えてみました。
今お店に並ぶイチゴは意外と価格が高いです。
北海道では6月が旬だというのに日照やら気温やらで収穫量が増えず価格はほとんど下がっていません。
むしろ本州から入って来ていた春先の方が安く食べられました。

「ジャムにしたいんだけどいつごろ安くなりますか?」
「そろそろ加工用の安いのが出て来ましたか?」
毎日のように聞かれるわけです。
しかし、今のところ安くならないまま、もしくは加工用は業者向けだけでいっぱいいっぱいで一般販売までの数量は無いかも知れないです。

何故なのか考えてみました。

道外では20年くらい前から「とよのか」など味と長持ちという品種が開発され、11〜6月という長期に出荷できる体制が整っていました。
しかし、北海道では春採りの「宝交早生」」という品種が多く作られていたのです。
宝交早生は収穫量も多くおいしいのですが、日持ちがひじょうに悪く、たとえ道内でも長距離の輸送は難しかったのです。
そこで本州に負けない品質と日持ちのイチゴが求められるようになりました。

1992年に「きたえくぼ」が誕生し、初めて道外にも出荷できるようになりました。
しかし、きたえくぼは収穫の後半になると果実がとても小さくなってしまいますし、先端に色が乗らなくなります。色が白くなることから「先白果」とも呼ばれます。
そこで「きたえくぼ」と「とよのか」を掛け合わせて出来たのが「けんんたろう」でした。2000年のことです。
けんたろうは、きたえくぼの欠点をクリアしてさらに大きい果実が取れました。
現在、けんたろうは道内で一番多く作られている品種です。
道外でも評価は年々高くなっています。

しかし、このけんたろうは安定感が今のところ微妙です。
収穫量が天候に左右される北海道のイチゴ栽培はまだまだ発展途中。
宝交早生が消えつつある今、加工にするほどの収穫量が無いのが実態のようです。
宝交早生は栽培が簡単なので、自宅の花壇に植えて置くと楽しいかも知れないです。
うちではそれだけで毎日無農薬のイチゴ食べられてますから。

今待たれるのは夏から秋にかけてのイチゴの品種です。
お菓子用には「きみのひとみ」や「ほほえみ家族」などの四季成りイチゴが主流となってはいますが、生食のイチゴの研究はこれからです。
冷涼な気候が夏の美味しいイチゴを作り出すのももうすぐかも知れないですね。
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北海道のイチゴは、5月末から6月中旬が旬です。ハウス栽培も路地栽培も広範囲でされています。
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