花物語
すずらん
北海道の初夏を彩る「すずらん」は、花の形が鈴に似ているところから付いたのだろう。
別名も多い。
「君影草」=日本「森のミューゲ」(ジャコウ〜ムスク)=フランス
「谷間のゆり」=イギリス「五月の小さな鐘(天国の階段)」=ドイツなど。
香りがかなり強い。確かに「ユリ」と似ている。
ユリ科キミカゲソウ属。多年草。ヨーロッパ・中国・北米・日本に生息する。
日本種は、花が小さく、香りもそう強くない。
最近は、ドイツ種が多く、大柄で花も大きく数も多い。その上丈夫だ。
まれに淡桃色の花や葉に斑入模様が入ったりする。八重咲きもある。
ブライダルシーズンになり、すずらんのブーケも贈る人もいる。
花言葉に「幸福のおとずれ」「純潔」などがあるからだろう。
ただ、すずらんには毒があるのだ。これは、あまり知られていない。
絶対に口に入れては、いけません。(水仙・ダリアなども)
すずらんの実は、赤くてとっても可愛い。
花と実の両方とも楽しめる、鉢植えの地方発送もかなり人気があります。
すずらんの香水=ミュゲは、北海道のお土産にも喜ばれるよ。
すずらん・ライラック・ニセアカシア、北の街は良い香りに包まれて爽やかな初夏に突入しました!
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