マイナスイオンは、いったいどこにあるんだろうか?
毎日森や水辺に出かけることなんか絶対に無理だよね。
そうです「木」が、まず一番に考えられますよね。
この国では、以前の住宅は木の材質で作られていたものがほとんどでした。
自然の材料で建てられた家で、日常からすきま風に悩まされながらも、機密性は悪かったけれど、エアコンが無くても、
空気が良く通る木の家は、風自体のマイナスイオンをも運んできてくれたものでした。
また、周りには花や樹木があってマイナスイオンをくれました。
今はどうでしょう。
鉄筋コンクリートの高層化、材質にも木材以外に鉄や金属、プラスチック、接着剤が多用されています。
窓だってアルミサッシは空気をも遮断してくれる密封型になりました。
シックハウス問題の合板の中の接着剤が主な原因です。
これらは、すべてプラスイオンを発生させます。
エアコンも快適に暮らせる大切な家電です。
でも新しい空気が無いとなると、ダニの死骸やゴミの温床にもなる諸刃の刃です。
それと湿度。
湿度はとても大切です。
乾燥は細菌が大好きな環境でもありますから。
マイナスイオンは水分が大好きなんです。だから水辺や滝などの水しぶきの場所に多くあるのです。
空気中の水分が減ると、電子は部屋の壁なんかに静電気として帯電して、マイナスイオンという姿では存在しなくなってしまいます。
簡単に整理すると、
1)マイナスイオンは水分が好き。乾燥に注意。
2)マイナスイオンは発生する時間がある。あさの早い時間(AM6〜10)ころが多い。
3)風など空気にもマイナスイオンは多数存在している。換気が大切。
朝の早い時間に換気して、後は湿度をある程度(カビが生えるほどは多すぎるよね)保つこと。
そんなに難しいことではないようにも思えるのですが。
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