中和する食べ合わせ★季節に合わせた食べ方の話


毒消しなどどと大げさに書いてますが、そんなに真剣なものじゃないので、どこかにちょっと記憶しておくと良いかなと思います。

霜降りのステーキに脂ののったトロにうなぎ、ぜいたく素材のケーキ。
食べた−いですよね。
というものの、動物性のたんぱく質や脂肪は、消化されにくく、代謝の過程で老廃物をたくさん残してしまいます。
これが、酸性毒になってしまうのです。

だから、食べた物を完全燃焼させてくれる消化酵素の働きがあるものを食べ合わせると良いのです。
一般的に酸性には、アルカリ性のものを食べるとこの燃焼が上手くいきます。

刺身にはわさび、焼き魚には大根おろし、また排せつしてくれる繊維質が大切ですよね。
そして良くかむことです。唾液の消化酵素はアルカリ性で活性酸素を消去してくれます。

牛肉=じゃがいも・ブロッコリー・ピーマン
鶏肉=しいたけ・ネギ・こしょう・にんにく・スパイス類
豚肉=しょうが・メロン


磯魚=みょうが
近海魚=大根おろし
遠洋・深海魚=わさび
えび・いか・かに=酸化の早いものには酢が良いです。

乳製品=きのこ類

砂糖だけは、毒消しのものが無いのです。
砂糖は、血液中のカルシウムイオンを欠乏させ、赤血球を壊し、電気を通さなくなるのです。
脳神経の伝達を妨げます。ほどほどにね。でんぷんとごま塩が効くようです。

たばこのニコチンは酸素欠乏になるので、みそを取りましょう。
お酒は、肝臓を強化するために、しじみが良いです。
二日酔いには、柿やビタミンCが多いものを。
日本酒=自然塩・佃煮など。
ワイン=肉・魚などの陽性のものをどうぞ。


決して、こうしなくちゃいけないという事では、無いのです。
こうしたら、もっと、美味しくて、楽しいよ。
そう、書きたかったのです。
決め付けることは、とても面倒だし、窮屈です。


天高く、馬肥ゆる秋。
稲穂が実り、豆のさやが膨らみ、木の実や果実が揺れる。土の中では、根菜が充実して、近海の魚は油がのって回遊してくる。 【秋の食べ方】 秋にとれる作物は、米や豆など血となり肉となるものが多いのです。
からだを作る材料としては、最高ですが、美味しすぎて食べ過ぎてしまうのを注意ですね。
どんなに身体に良いものでも、不消化になると腸内で腐敗発酵して、身体じゅうに毒素をまわしてしまいます。

秋は食べた分だけ良く動くことです。代謝能力を高くして消化に勤めましょう。
基礎代謝が高まると、冬に向けての補強にもなります。
お肉を食べるときは、きのこ類、魚には、大根おろしが、毒消しの基本です。

【晩秋から冬の食べ方】
前に「陰」「陽」について書きましたね。
冬に合う、代表的な食べ物はおもちです。
陰は陽を引きつけますから、陰の「もち米」に陽の「つく」をプラスしたおもちは、炊いたごはんよりも「陽」が高いのです。
しかも、もとの「陰」も持っている。
小さく縮こまった細胞や内臓を柔軟に伸ばしてくれるのです。

【鍋物の勧め】
冬は、おじや・おかゆ、鍋物などの暖かいものを取るのが基本です。
鍋物の具には、野菜・根菜・きのこ類・海草、バランス良くつかいましょう。
ビタミン・ミネラル・繊維いっぺんに取れるからね。
ただし、味付けは薄味にしようね。塩分が多いと腎臓に負担がかかるから。
味噌味にすれば、簡単だよ。

食が家庭にあるうちは、バランス調節の役割をしてくれたけれども、今は、体質の違う人が、同じものを食べなくちゃいけなかったり、身体の陰陽がかたよったりして来た。
毎日が、グルメになってしまい、現代病や身体の不調になっている。
身体の不調は、ストレスとなり、心までも影響される。

食べることで生かされているんだから、 正しく食べて、元気になろうよ。
食い改めよー
【春編】
春は生き物が活動を始める季節です。
大地から芽が出てくるように、私たちの身体も新陳代謝が活発になりますね。冬に貯めた脂肪や塩分を排せつしなければなりません。

余分なものを捨てて、新しいエネルギーを充電する食べ方が春の食べ方です。
色は茶色から青に代わって行きます。
冬に不足していた「ビタミン」を補給しましょう。

不思議な事に冬の間に締まっていた毛穴が開いてくるんです。
尿の排せつで間に合わないほどの毒素や余分なものの代謝に備えるのです。

その代謝を助ける食べ物が「春の食べ方」の基本ですね。
まずは、パワー溢れる「野草」「山菜」成分的には「強アルカリ食品」ですね。
独特の苦味は「陰」の力も持っていますから「アク抜き」が大切です。
また、食べ過ぎはダメですね。
野菜では「ブロッコリー」「キャベツ」「菜花」これらもすぐに花が咲く力強さがあるよね。これならたくさん食べても大丈夫ですね。

春は身体がだるくなったり、いらいらします。
代謝と一緒に臓器の働きも活発になります。神経系統とのバランスが不安定になるのです。
臓器のためにも「たんぱく質」「でんぷん」を一緒に取ると「陰陽バランス」が良いです。

私たちの腸内に住んでいる「微生物」にも「旬」は大切です。
四季ごとに活躍する微生物が違うのです。善玉を育てましょう。
春には春の「微生物」に活躍してもらえるように季節の野菜を必ず取りましょう。

野菜には、繊維質・消化吸収酵素・カロチン・カルシウム・抗酸化作用がありますからね。
果物は陰性の要素もあるので食べ過ぎには注意ですね。
そして、酸性の土壌の多い日本人のお助けのアルカリ食品は「海草」です。

★春の具体的なメニュー★
「たけのこご飯」「草もち」「よもぎ団子」「山菜のゴマあえ」「ふきと油揚げの炊き合わせ」

美味しく食べて健康に。

【梅雨の頃】
こちらには、梅雨はありませんが、年々温暖化傾向にあって湿度が高い時も。

梅雨は春と夏の季節の変わり目です。
だから、身体も変わるのです。
体調も崩しやすくなります。
寒暖の差があったり汗もかきやすいし、身体も冷やしやすいですね。
お腹を壊したり風邪をひいたりしやすいのです。

体調を整えるには、どちらにも偏らない中庸が1番の食べ方ですね。
それは、穀物中心が良いと思います。

夏の野菜は身体を冷やす効果がありますから、暑くなってから。
では、何を可と言えば、乾物や海草などがお勧めですね。
特に「乾物」
干すことによってお日様の「陽」のエネルギーが多いのです。
梅雨はどちらかと言えば「陰」これでバランスが取れるかな。

「切干大根」「麩」「高野豆腐」+「ごま」「豆」などはどうでしょう。
高野豆腐はたんぱく質が多いので、特にお勧めですね。
春にたくさん取った「強アルカリ」で「陽」を減らしたので、ここで補給も良いですね。
梅雨時期は、乾物などの保存食も痛みますから、ここで食べきってしまうと一石二鳥でもあります。

季節を上手く使って生活の知恵で生きてきた日本人のすごさでもあります。

体温調節や発汗作用のものを食べましょう。
梅干=クエン酸が疲れを取り、お腹の調子を整えます。殺菌効果も見逃せない。酸味も食欲増進に。

梅肉を使い「梅ごはん」「梅酢ドレッシング」「いわし(さんま)の梅干煮」など梅の料理も効果的です。

じめじめした梅雨には、明るい色のパワーのあるものが良いよね。
着るものも、明るいものにしてみては、いかがですか?


【秋口の食べ方】

秋になると夏のように身体を冷やす必用がなくなります。
だから、夏と同じような食べ物をとっていると、身体を冷やしてしまいます。
これは、夏に取った余分な水分の影響でもありますね。

水分が多い身体は、冷えやすく、風邪や体調を崩す原因にもなります。
胃腸の働きを整えて、代謝を活発に。

これには、陽性食で細胞を引き締めると良いです。

夏負け回復メニュー

夏の暑さのせいで陰性食が多くなると、すぐにバテたり、抜け毛が多くなったりします。
胃腸も弱ってますよね。そこで、身体を温めるものを食べましょう。

さといも
さつまいも
れんこん
ごぼう

そば

みんなデンプン質の多いものです。
ミネラルと繊維質も多く弱い陽性食です。
少しづつ身体を温めましょう。


米だけよりもデンプン質を軽めにした
栗ご飯
いもご飯
コーン入りご飯
新そば


おかずには
根菜の多いけんちん汁
豚汁

じっくり煮込んだものを取り入れて行きたいですね。

肝臓や腎臓が弱いという人は、現代食の偏食をしていませんか?
毒素の多いものを多くとっているだけじゃなくて、生活も見直そう。
空気
家庭
衣服
食器

たくさんのものが汚染されてるのかも知れません。

腎臓は、精製塩と動物性のたんぱく質が原因かも。
動物性のたんぱく質は、分子が小さいのでアミノ酸に分解されないうちに腸壁から吸収されてしまうのです。
分解されていないというのは、毒素にもなってしまうのです。

秋の白菜や大根などの白い野菜が助けてくれますよ。



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